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UFB DUAL技術とは?和菓子製造への革命的応用

UFBDUALはウルトラファインバブルを生成するノズルで、医療、美容、農産業界など幅広く利用されている日本の最新技術です。今回は100年以上の歴史のある老舗和菓子屋「青山紅谷」に導入しました。

どのような理由で導入に至ったのか詳しくまたお伝えいたします。

<和菓子職人 青木龍之介 プロフィール>

青木龍之介は、100年以上続く「青山紅谷」の4代目和菓子職人。世界的に有名な和菓子職人である一幸庵で修業を積み、和菓子の技術と精神を磨いた。

活動は茶道のお菓子にとどまらず、新商品の開発や様々なイベントとのコラボも行っている。和菓子の伝統を日本に残していきたいという想いから、和菓子を通して日本文化を発信し続けている。

<awamiz創業者 伊藤夏美 プロフィール>

伊藤夏美は、アメリカ・ペンシルバニア州で学位を取得後、ITベンチャーや外資系SaaS企業でマーケティング戦略をリード。2020年にウォーターデザインジャパンを共同創業し、革新的なウルトラファインバブル技術で、数多くのグローバルアワードを受賞。現在は、犬用シャンプーブランド「awamiz」を通じて、日本の技術を世界に発信し、次世代のリーダーとして注目されている。

UFB DUALの技術について簡単に説明していただけますか?

伊藤さん:

 UFB DUALは、非常に小さなナノサイズの泡”ウルトラファインバブル”を生成する技術です。これまで、ナノサイズの泡を作るには大きな装置や特殊な外気を取り込むノズル型の装置が必要でしたが、私たちの提供する技術「UFB DUAL」は水道管やシャワーヘッドなど、産業用にコンパクトで実用的な形で提供されています。特許も取得しており、水道機器認証並びに飲用適水テストをクリアしているため、品質にも信頼があります。

ナノサイズの泡が水に含まれる空気成分を微細化し、これにより水まわりの清浄化や保湿効果が高まります。この技術は、住宅をはじめとする建物、医療や精密機器、美容製品の分野で使われることが多いですが、最近では食品工場や飲食店でも効果を発揮しています。

この技術を導入した際の和菓子製造工程への影響やメリットについて教えてください。

青木さん: 

導入したきっかけは、伊藤さんの熱意に負けたという面もありますが、

100年以上続く和菓子屋を、さらに100年と続けていくために、UFB DUAL技術を導入することで、和菓子製造における衛生面や職人の命である”手”を守るための手荒れ防止なども期待しております。

ナノバブルが水に含まれることで、排水が清潔になり、衛生環境が向上するというのも導入に至ったポイントです。

実際に技術を使ってみて感じたこと、予想以上の効果があった点などはありましたか?

青木さん: 

短期的な目線ではなく、長期的な目線で導入しました。現在は、導入直後なのでまだ実感として変わったことはありません。

これから冬本番になるので、手荒れが減少したりなど期待をしております。

今後の長期的な視点で見て、使用している調理器具などが長持ちしたり、飲食業ではとても大切な衛生面、製品の品質向上が期待できると感じています。

UFB DUALがもたらす革命的な価値

UFB DUALは、和菓子製造の現場において、衛生管理の向上や職人の手荒れ防止など、直接的なメリットをもたらすだけでなく、長期的な視点で職場環境や製品の品質を根本から向上させる技術です。

特に、ウルトラファインバブルというナノサイズの非常に小さな泡が、物体の表面をコーティングすることで汚れの発生を抑制、剥離をし水回りの清浄化を保つものとして多くの建物、工場、さらには医療の現場でも採用されています。UFB DUALはこれまで8000箇所以上、14カ国で使用がされています。

さらに、コンパクトな形状で導入が容易なため、和菓子業界をはじめとする多くの食品工場や飲食店にも適応できる点が、この技術の革新性を証明しています。「100年続く老舗をさらに100年続けるための技術」として、製造過程全体を次世代の水技術で支えるUFB DUALは、これからの食品業界にもたらす影響が計り知れません。

UFB DUALは単なる技術以上に、長期的にみた際の衛生面などのメリットが多くあります。

和菓子の未来のみでなく、他飲食や、一個人が住宅をたてる際に長くよい環境が保てる安心感を与えてくれる存在になっていくでしょう。